司会 : 菅 群馬第一生保支社長
本日は貴重な時間を頂きありがとうございます。短い時間ですが有意義な対談が出来れば幸いです。初めに長坂社長より一言お願い致します。
長坂 社長(北栄)
森井執行役員、本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます。今年3月に発売された「介護ケアセレクト」が弊社でも大好評ですが、貴社のこの商品に対する思いなどお聞かせいただけますか?
森井 執行役員(三井住友海上あいおい生命)
こちらこそお招きいただきありがとうございます。「介護ケアセレクト」が好調に売れている理由についてですが、大きく分けて3つのポイントがあると思います。
長坂 社長
それは興味深いですね。具体的に教えていただけますか?
森井 執行役員
まず一つ目は、商品の設計が非常にシンプルで分かりやすい点です。介護保険という複雑な分野において、誰でも理解しやすい内容になっていることが、お客様に選ばれる理由の一つです。
長坂 社長
確かに、シンプルさは重要ですね。次に二つ目のポイントは何でしょうか?
森井 執行役員
二つ目は、柔軟な保障内容です。お客様のニーズに合わせて、必要な保障を選択できる点が好評です。例えば、介護が必要になった際の経済的な負担を軽減するための特約も充実しています。
長坂 社長
そうですね お客様にとって非常に魅力的ですね。最後に三つ目のポイントは何ですか?
森井 執行役員
三つ目は、販売代理店様のご協力です。長坂社長をはじめ、多くの代理店の皆様が商品の魅力をしっかりとお客様に伝えてくださっているおかげで、販売が好調に推移しています。
長坂 社長
それは光栄です。私たちもお客様に最適な商品を提供するため、日々努力しています。
菅 群馬第一生保支社長
ところで、「介護ケアセレクト」の契約者年齢層について教えていただけますか?
森井 執行役員
はい、「介護ケアセレクト」の契約者年齢層は50代、60代が中心で、全体の6割以上を占めています。この年齢層の方々は、介護リスクに対する関心が非常に高いと感じています。
長坂 社長
その通りですね。プロ代理店における取扱種目の主力は自動車保険ですが、その契約年齢層も平均50歳を超えています。この点からも、介護保険に対するニーズが非常に高く弊社にもお問合せは多いですね。
森井 執行役員
さらに、「介護」は万人が抱えるリスクです。私たちが提供する「介護ケアセレクト」は、こうしたリスクに対する備えとして非常に有用です。私は社内でも「ケアセレクトは販売ではなく、世の中に普及させることが大切なんだ」と訴えています。
長坂 社長
そうですね。人生100年時代においては、最近増えてきた相談事項として相続対策が挙げられます。特に、相続発生までの対策として、介護リスクを考慮に入れる必要があると感じています。
森井 執行役員
その通りです。最近の相続の相談で増えてきたケースとして、「親の介護を請け負った子(相続人)と、親の介護に非協力的だった子(相続人)とで同じ法定相続割合で遺産分割をしなければならないのか?」という相談があります。
長坂 社長
親の介護をしたくても、仕事や住んでいる場所などの問題もあり対応出来ないご家族もおられると考えます。介護をする家族の本音では相続時に介護疲れより、そのような気持ちになるのではないでしょうか? 厚生労働省のデータによると、現在要介護状態になっている方のうち、75歳以上の後期高齢者が80%を超えています。後期高齢者になると、保険に入るハードルも高くなり、何か対策をしようと思っても遅い可能性が高いのが現実です。
森井 執行役員
また、要介護状態になった原因を見てみると、最も多いのは認知症です。認知症になると、自分の意思能力が大幅に低下してしまうため、保険加入はもちろん、相続対策などもできなくなります。そういった意味でも早めの対策が重要ですね。
長坂 社長
その通りですね。本来であれば若い世代から「未来を考えて頂くこと」も重要な事と考えています。介護問題は病気以外にも交通事故などにより何時、誰がなるか分からないですよね。
菅 群馬第一生保支社長
生命保険文化センターの調査によると、介護に要した費用として一時的な費用平均は74万円、毎月家族が支払った費用は平均8.3万円にもなります。これを現預金で準備することは望ましいですが、生活費を圧迫する可能性もありと考えますが如何でしょうか?
森井 執行役員
そうですね。保険代理店・北栄の企業理念である「全ての方に安心を届ける」、そして経営理念の「安心を贈ります」を実現するためには、少なくともお金の面に関しては子供たちに迷惑をかけることなく準備しておくことが望ましいです。そこで役立つのが生命保険です。介護リスクに備えるための保険商品を若いうちに契約しておくことで、将来的な経済的負担を軽減できます。
長坂 社長
北栄の経営方針である「治に居て乱を忘れず備えあれば憂いなし」にもありますように、平穏な時期にこそ、将来のリスクに備えておくことが重要だと考えています。私たちは「お客さま本位の業務運営」をモットーに、高いスキルの下、損保も生保も、資産形成も、全てワンストップでお客様をお守りする体制を整えています。もちろん、アフターフォローも欠かしません。これからも一緒にお客様のために尽力していきましょう。本日は貴重なお話をありがとうございました。
森井 執行役員
こちらこそ、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。